<なんでも鑑定団>出場!。2001年2月
我が家には、1989年に亡くなった親父が愛用していた下のような硯があります。
親父は1975年頃、69歳で仕事を引退し、好きな書画のほうへ進みました。
元々お寺が好きで、坊さんになりたかったようです。

 当時の会社の倉庫3階の32坪、64畳をアトリエにして10数年すごしましたが、硯はその時
に集まったモノの数々のようです。
元々、コレクターではないので価値というモノもあまりわからないようです。


 2000年の11月、冗談でInter-Net上から<なんでも鑑定団>へ鑑定依頼をだしたら、
1%以下の確率で出場が決定しました。1月27日に収録され、2月20日に放映予定です。

1.毎月1500〜2000人くらいの鑑定依頼がある。
2.書類審査で50人くらいを選び出す。お宝にエピソードとかの無いものは却下。高い安
  いは無関係。
3.その50人に電話をかけてお宝の様子をうかがう。出所がはっきりしているモノは却下。
  20人に絞る。
4.担当者が20軒を家庭訪問する。状態を知り、エピソードを確認する。
5.TV製作会議で8件を決定する。これは1週間に2人、1ヶ月に8人の計算のようだ。

 …と云う狭き門を通過して

 1月27日、大雪の中を天王洲TV東京スタジオへ収録に行ってきました。
 55個×2万円=110万円と云う金額を提示しました。
 島田伸介の「オープンザプライス」と云う掛け声で電光掲示板が動きました。
 「OPEN the Price!!!」
 金額よりも、2000人中、8人と云う確率で番組に出たことがとても嬉しい。

硯55面のウチ、幻の銘硯と云われる「とう河緑石」(1面、数百万〜数千万)が
26面あると云われた。(注:とう河=桃の字で木偏をサンズイにした字)


 TV東京では2001年2月20日、火曜日の午後9時から放映します。
 静岡では3週間遅れの日曜日の昼からです。確実な日時は未定です。

 各画像をクリックすると大きな画像が出ます。








硯、一枚ずつ、このような拓本があります。 このように鑑定してあります。 「まきょう」氏と読むようです。

田中 満 wbs01083@mail.wbs.ne.jp

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