ラバーブッシュ
上架して船底塗装とジンク(電触防止亜鉛)の交換も業者に頼んだ。
二日後連絡があった。フォールディングペラにトラブルが見つかったようだ。

 多くの小型船舶のプロペラには水中でペラに衝撃を受けた時、その衝撃がエンジンに直接伝わらないようにショックアブソーバーに変わるモノが付いている。
 船外機ではペラのシャフトの内部に「シャーピン」というピンがあって、それが折れることによって衝撃を吸収している。折れたらペラを外してシャーピンを交換する。交換用のシャーピンの1本や2本は最初から船外機のアームのあたりに取り付けられているはずだ。
 
 船内機になった場合も同様、いろいろなショックアブソーバーが考えられている。
 ウチの艇は「ラバーブッシュ」と云われているモノだ。
 本体部(シャフト部)とボス部と云われる間にゴム状のモノが挟まれていて、ペラに衝撃がかかった時には、その弾性によって衝撃を緩和し、それ以上に負荷がかかった時にはゴムが滑るような構造になっているようだ。いろいろなBBSで問うことが出来た。
々機走中にペラを落とした…というトラブルを聞くことがある。
 このラバーブッシュが滑っている状態で、前進で機走してきてアスターンへ入れた時に落ちた…と聞いたことがある。前進方向は艇へ押しつける力が働くので外れることは無いようだが、後ろへ引っ張る力が働く時にペラが抜け落ちてしまうのではないか?。
 落ちてしまうと、新品で17万円から25万円(泣)。

 この近所、船の修理会社は各種在って、プロペラ修理専門の処もあるようで、そこへ修理を依頼してもらった。
 元々、機走はそれほど速くないので若干のスピードのロスがあっても気が付かない。ペラのチェックをして貰わなかったら、いつか落ちていたかも(泣)。