010年12月5日 久能レース。久能レースは苦悩する。
レースお疲れ様でした!
結果:着順1位      修正3位(1位東風、2位マイルストーン、4位マンボウ、5位写楽、6位龍爪)

 ベッタベタの北東風でスタート、今回は抜群の飛び出しで、
岬を回る前に先頭に立つ。その後スピンランで、写楽、マイルストーン
と争うが、一番岸寄りに入れた我々は東から南東に回りつつあった
ブローをいち早くキャッチ、駒越マークはダントツで回る。その後さらに
風は回り、最終的には南になってしまう。いつものパターンで後ろから来る風に乗って
後続艇が追い付いてくるが、ジャイブジャイブで
何とか逃げ切りファーストホーム!
 その後、マイルストーン、写楽、マンボウ、東風と続く。

 今回は前日練習で前回の反省点のボートスピードチェックを
小人数ながら行い、レースでもメインセール、ジェノア、スピンの
それぞれのバランスが乱れないよう皆で細心の注意をし、時には
ケンカ腰になりながらも緊張感を絶やさずセーリング出来たことが
チームとして最高のパフオーマンスにつながったと思います。
 あのベタで本当に良く走ったと思います。結果は3位でしたが、
ブイ回りだったらダントツだったでしょう。私は個人的には非常に
満足しております。
 皆様本当にありがとうございました。
 
久能レース報告:岸田

この日の朝は晴天の北東微風。俺たちは雲ひとつ無い空を見上げてため息をついていた。
 この天候であれば昼過ぎから海風が来るだろう。後から風が上がって来ればレーティングの低い、後からフィニッシュする艇が有利になる。おまけに今日の駒越コースでは、南から来る海風を最初に受けるのは後続艇団だ。
 「このまま順調に行けば東風に負ける」
 俺たちは皆、同じ不安を抱いていた。
 スタートの号砲と同時に、艇団と絡むこともなくフレッシュ・ウィンドを受けてスタート。そのままトップの位置キープしてスピンランを続けた。
 駒越沖のマーク付近で風が序々に南に回り始め、マーク回航後しばらくして今度は南東に回った風を受けてまたスピンアップ。艇団を大きく離してトップの位置に居たが、誰も気を緩めることができない。おそらく修正順位は数秒差の勝負になるだろう。ほんの少しの艇速の差が1秒2秒の差になり、それが結果に影響する可能性もあるのだ。艇上は緊張した雰囲気のまま、トップでフィニッシュラインを走り抜けた。
 セイルを降ろして他艇のフィニッシュ時刻をチェックしていると、その後上がりつつある南東の海風を受けて、東風が嬉しそうにぐんぐんと近付いて来る。やばい。
 結果は東風が優勝。我々はマイルストンに続いて3位。
 「午後から海風のパターンだと、どうにもならないぜ」
 「やっぱりレーティングが・・・・・・」
 色々言っていたが、俺たちはもうひとつの事実に気付いていた。
 「東風は序々に腕を上げている」
 レース活動を始めたばかりの数年前の東風であれば、今日と同じコンディションでも優勝は難しかっただろう。しかし今回の優勝は風の具合とレーティングに拠るものばかりではない。既に侮れないライバルになっている。
今回は素晴らしい航跡図です。 ミーティング時から富士山はきれいだ スタート前2分。
 スタート。写楽に先行されるが抜く。 スタート3分後。 岸田くんの年賀状の写真
富士山はいつも映っている 富士山はきれいだね。 富士山見るのに写楽が邪魔だ(笑)。
みんな機嫌がいい。 常に岸ベタ。 スピンを降ろしてゼノアでマーク回航
5分〜10分後。 後続艇とすれ違う。 シモヒールを常にさせて
 富士山 三保の松原と富士山 イイネ。
レンズに水滴が フィニッシュ間近 遠藤さんのコミッティー
 浅井くんがおごってくれた(笑)。

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